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地域ぐるみで

このブログでは以前から書いておりますが、ここ山奥の地域では、「日本鹿」が爆発的に増えております。「日本鹿」が毎月コンスタントに捕獲されるのに対し、「猪」は、前回の捕獲の記事以来、約4カ月ぶりとなります。
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この猪もなかなか警戒心が強い個体でした。檻の奥の餌を探るようになるまで2週間掛かり、仕掛けを落とすと決めてから、さらに1週間もかかってしまいました。トリガー部分の餌はなかなか食べなかったですね。まあ、トリガーを「糸」方式にすれば、もっと早く獲れていたと思います。
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夏の「猪」は毛が薄く地肌がよく見えます。♂と♀の兄妹と思われる2頭でした、


6月の終わりに、近所の畑を荒らす3頭の「猪」を目撃しました。目を付けた田畑を散々荒していましたが、7月になりすぐに、1頭を先に先輩が捕獲しました。私が今回2頭捕獲した事で、おそらくこの集落の田畑を荒らしていた「猪」は獲り切ったと思います。次の「猪」が来るのも時間の問題でしょうけど。幸い私の家の田畑は侵入される前に捕獲する事が出来ました。


 私たちの集落は10戸ほどの世帯で構成されています。この集落の中には私が知っているだけで現在8基の檻が設置してあります。設置者は私を含め3人です。特に相談しているわけではありませんが、集落内に非常に良いバランスで設置してあります。この集落に侵入してきた「猪」は高確率でこれら8つの檻のいずれかで捕獲されていく運命ですね。まさに集落全体が「ごきぶりホイホイ」ならぬ「いのししホイホイ」って感じでしょうか。(笑)まあ、檻には全く近付かない個体もいますけど・・・。
これこそ行政機関の大好きな鳥獣害対策のフレーズ「地域ぐるみで」ってやつですかね。防御だけで、よその集落へ「猪」を追いやる方法でなく、捕獲する事でこの集落から「猪」を出させない方法です。そうする事で隣の集落に迷惑をかける事はありません。平均年齢はおそらく70歳を超えていると思うけど、頑張っているねぇ我等が集落!
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作戦決行

先日の記事で、「箱罠」の入口付近にしか入らない「猪」の対策について書いたところですが、その翌日に色々考えまして、『「箱罠」と見せかけて、実は「くくり罠」作戦』を決行する事にしました。ただし、記事で紹介したように、入口の鉄骨の枠の前に仕掛けるのではなく、そこから10mほど離れた場所に「箱罠」に通うことにより出来た、いい感じの獣道がありましたので、そこに埋めることに・・・(スミマセン、罠の設置に集中して設置の途中経過の写真を撮るのを忘れていました。)


そして、2日後・・・
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掛かってる!!推定40kgくらいでしょうか。

でも、よく見ると・・・
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左前足が変な方に曲がってない?(ちょっと写真では分かりにくいですね。)
はい、左前足の膝の関節が外れて肉と皮を突き破っており、かなり危険な状態です。肉と皮だけで繋がっている感じ。それでも、こちらに向かって突進を繰り返します。もう後数回来られたら脚が、ち切れてしまいそうです。

4mほどの長さの止め刺し用の道具を構え、「猪」が突進して来た所を、カウンター気味に正面から首の付け根辺りに突き刺し、何とか脚がち切れる前に、仕留める事が出来ました。
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脚が取れかかっているのが分かります。

雄の「猪」です。脚が折れていたので、体中に血が付着しています。
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イノシシ雄:ウシ目イノシシ科 狩猟獣

ちょっと、毛の長い個体のような気がします。この時期のモノですから、脂は乗っていませんでした。友人が欲しいとの事でしたので、差し上げました。

捕獲場所は
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地形が変わってしまっています。水路が完全に埋まってしまいましたね。

捕獲場所から「猪」目線だと
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「箱罠」はこんな感じに見えます。地形が変わってしまいましたが、「箱罠」に向かって獣道が出来ていました。餌まであと少し。餌を食べる事が出来ずに、「猪」は悔しかった事でしょう。

入った!

捕獲しました。友人の仕掛けた「箱罠」ですけどね・・・。昨晩、友人から「入っている」と連絡があり、朝6時から解体する事に。

明けて朝、まずまずの大きさ。こちらに向かって突進を繰り返しています。その度に檻の格子に激突・・・。
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イノシシ雄:ウシ目イノシシ科 狩猟獣

猪は罠にかかると、たとえ猫ほどの大きさのウリボウであっても、人間の方に向かって突進してきます。「くくり罠」に掛かった時は、かなりドキドキものです。私の場合は猟銃を所持していませんので危険が伴う事もしばしば・・・。罠の止め刺しで獣に反撃され死亡事故になる事もあるようです。今回は「箱罠」なので、少し余裕があります。

無事、止め刺しが済み運び出します。重量計がありませんので、正確な重さは分かりませんが、持ち上げた感じで45㎏ってところでしょうか。今の時期、猪は全然脂がのっていません。食材として考えるのであれば、完全に“旬”ではありません。地元の猟師の中には、「年を越したら猪は獲らない」という人もいます。私の場合食材として考えるのは二の次なので、積極的に狙いますが・・・なかなか獲れませんね。
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この時期、この地域では狩猟期間は終了していますが、自治体からの鳥獣捕獲事業指示書により有害鳥獣駆除の目的で捕獲する事が出来ます。この時期に捕獲する事で、交尾が済み春に出産するであろう個体を、出産前に駆除し繁殖を抑制するのです。今回は雄の猪でしたから、有害駆除としては、サカリがついて雌と交尾する前に捕獲した方が効果があったんでしょうね。それに何といっても、脂がのっていて美味しいし。
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昨年11月に捕獲した雄イノシシ 上部の白い帯状のところが脂です。
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