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「鹿」のため

なかなか、身の回りが落ち着かず約一か月ぶりの更新となってしまいました。

我が家では、7月の中旬頃「日本鹿」が畑の周辺を歩き始めました。まだ、歩きまわる“だけ”ですが、そのうち作物を食べるようになります。被害が出ないうちに、何とかしなければなりません。
ちょっと解かりにくいですが、写真(中央縦)が通常よく「鹿」が侵入してくる獣道です。
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見えますか?
この道に「罠」を埋めてあるのですが、今回の「鹿」はここを通っていないようです。そこで、「歩き易くしてあげましょう!」と言う事で、「鹿」のために獣道の草刈をしてみました。本当に効果があるかどうかは、全く解かりませんが、単純に人間でも草が無い所の方が歩き易いので、「鹿」もそうじゃないかなぁ~ってくらいの発想です。草が無くなり環境の変化により余計に警戒し、通る事がないかもしれません。
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かなり刈り込みましたが、写真では、草刈前後の違いがよく解かりませんね。
近くで見ると、こんな感じ
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この草刈作戦は吉と出るのか、それとも・・・そして、しばらく経ったある日

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ショック!空弾きかよ!

でも、草刈が要因かどうか解かりませんが、「鹿」がこの道を歩いた事は確かなようです。


この後、再び同じ場所に罠を埋め直しましたが、「鹿」はなぜか、この道を歩かなくなっただけでなく、畑にも近づかなくなりました。まあ、この作戦は結果的に吉と出たようです。空弾きの負け惜しみではありませんが、獣害対策で重要な事は獣を獲る事ではありません。田畑に侵入させない事です。例え「鹿」が獲れなくても、その「鹿」の警戒心が高まり、畑に侵入しなくなったのであれば、大成功でしょう。それとも、別の所で他の誰かがその「鹿」獲ってくれたのかな?
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軽トラックの活用  ―安全な「止め刺し」のために―

 私の行っている「止め刺し」の方法について記事にしてきましたが、より安全に行うための工夫をここで紹介します。タイトルの「軽トラックの活用」というのは、決して軽トラックで獲物に体当たりするという事ではありません。(笑)
 「猪」がワイヤーを切って突進してきた場合の危険を回避するために、軽トラックの荷台の「高さ」を利用するものです。
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 軽トラックが罠の設置場所のすぐ近くまで、乗入れできることが絶対条件となりますが、農地周辺に仕掛ける場合には、比較的クリアできる条件ではないでしょうか。まず、掛かっている「猪」の近くまでバックで軽トラックを寄せます。すぐに荷台に乗り移り、前回の記事で紹介した4mの「フクロナガサ」を荷台の上から「猪」に差し込みます。私は、今のところ、ワイヤーを獲物に切られた事はありませんが、万が一ワイヤーを切られたとしても、「猪」が荷台までいきなり飛び上がって来る可能性は低いので、最悪の事故は回避する事が出来ると考えています。平坦で条件の良い場所ではなかなか有効な方法だと思います。

止め刺し方法(フクロナガサ編)

今回の記事も「動物の命を奪う」方法について記述しております。露骨な表現も含まれており、不快に感じる方もいらっしゃると思いますので閲覧にはご注意下さい。(そのように感じる方は、速やかにご退出ください。)



以前は、狩猟免許区分が「網・罠免許」であったものが、平成19年度から「網免許」と「罠免許」に分離されました。「猪」、「鹿」、「猿」などを捕獲するための「罠免許」については、鳥類の判別などの科目が無くなるため(「罠」による鳥類の捕獲は原則禁止されています。)取得しやすくなりました。その効果なのか最近、「罠免許」を取得する人々が、年々増加していると聞きます。実際に私の所属している猟友会でも「罠免許」のみ取得している人の割合は増加していますが、「銃」を所持する会員は年々減少をしているのが現状です。現在、私の周りの「罠免許」のみの狩猟者の多くは、獲物がかかると「銃」を持つ猟師に「止め刺し」を依頼していると思いますが、今後頼める「鉄砲撃ち」も少なくなり「止め刺し」が安全に出来なくなるのではないかと危惧しています。私は、「銃」を所持せず「罠」により捕獲を行う者として、「銃」を使わずに安全な「止め刺し」が出来ないか、試行錯誤しているところです。
今回は、前回の記事で紹介した「フクロナガサ」を使った方法いついて書いていきます。これは、大型の「猪」、「日本鹿」の「止め刺し」の仕方です。
まず、「フクロナガサ」の“フクロ”に差し込む棒を用意します、
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直径2.5cm程の樫の木の先を“フクロ”に合うように加工しボルトで固定するための穴を開けます。
そして、「フクロナガサ」を固定します。
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樫の木の棒は2mのものと4mのものを用意しています。
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2mの方は「日本鹿」用、4mの物は「猪」用です。「日本鹿」は、基本的に逃げるので追いかける格好になりますので、軽くて動きやすい短い棒を使用します。「猪」は、こちらに向かって突進してきますので、距離をとる事が出来る長い棒を使用します。

こちらの段取りとしては、
①ワイヤーの掛かり具合がしっかりとした状態であることを確認する(脚が折れていないかなども含めて。)⇒②可動範囲の確認⇒③獲物の正面から突き出血させ絶命させる
といった、感じです。「猪」と「日本鹿」では、突き刺し方が異なりますので個々に紹介していきます。
まずは、「猪」の方法について紹介します。ワイヤー等確認後、猪の突進して来るコースを見極めます。そして、「猪」よりも高い位置から接近し、そのコース上に4mの棒に固定した「フクロナガサ」の刃が上向きになるようにし、その先端が可動範囲の端と重なる位置に間合いを合わせ、地面に置く位に低く構えます。そして、狙う場所は、ワイヤーの掛かっている脚と反対側の脚の付け根、首、の辺りです。
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(赤丸は左前足に掛かった場合。)
「猪」が突進してきて、ちょうどワイヤーが伸びきる瞬間に脚にワイヤーが掛かっていない方の体がこちらに向くことになりますので、その瞬間をねらってカウンター気味に先ほどの部位に差し込みます。心臓を狙うイメージで差し込みますが、実際に心臓を突いた事は数えるほどしかありません。ですが、首周辺の血管を切ることにより、勢いよく放血され、やがて絶命します。
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(対猪用 4m仕様)
可能であれば、新たにワイヤーを掛け、2点止め、3点止めにして動きを封じてから実行する方がより安全だと思います。そういった方法については、現在器具作成中のため、後日改めて紹介します。

次に「日本鹿」の方法です。2mの棒を用意し「フクロナガサ」を固定します。狙う場所は、
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赤丸の部分です。しかし「日本鹿」は逃げて行くので、正面から突き刺すのが難しくなります。やり方としては、①対峙して“にらめっこ”の状態になった瞬間を見逃さずに正面から差し込む方法。②ワイヤーいっぱいまで逃げた時にバランスを崩して倒れ込んだところを正面に回り込み立ち上がる前に差し込む方法。この二つくらいでしょうか。いずれの場合も、刃は上向きに構えて差し込むのが良いと思います。こちらも、心臓を突くイメージで差し込みますが、実際に心臓を突いた事例はあまりありません。

以上「フクロナガサ」による方法を紹介しましたが、けっこう重要な問題もあります。「フクロナガサ」+「棒」の重さがかなり重くなります。前回紹介したとおり「フクロナガサ」の重さは720gあります。2mの棒の重さは1.6kgあり、合わせて2.32kgとなります。4mの棒は当たり前ですが、さらに重く3.6kgもあり合わせると4.32kgとなり、結構大変です。強度の問題もあり棒を細くする事もできません。何か良い軽くて丈夫な材質の棒を研究しなければなりません。

止め刺し方法(鉄パイプ編)

<最初に>
今回の記事は「動物の命を奪う」方法について記述しております。露骨な表現も含まれており、不快に感じる方もいらっしゃると思いますので閲覧にはご注意下さい。(そのように感じる方は、速やかにご退出ください。)





 「箱罠」であれ、「くくり罠」であれ、罠にかかった獲物は、捕獲対象獣であれば、息の根を止め、命を奪わなければなりません。それを「止め刺し」といいます。私は、猟銃を所持していませんので、それを使わずに「止め刺し」をしなければなりません。そこで、猟銃を使わない、私なりの「止め刺し」方法について紹介していこうと思います。まだまだ、いろいろな方法を試しながら、まさに試行錯誤している段階ではありますが、実際に行っている方法から記事にしていきます。
 なお、環境省から「動物の殺処分方法に関する指針」というものが示されており、それに沿った方法により実施する事が望ましいと考えます。
 また、「一般社団法人 大日本猟友会」が発行している「日猟会報」という冊子があります。その中に「共済だより」という項目があり狩猟、有害鳥獣駆除による事故発生状況が記載されています。平成23年度のデータでは全体の3割程度を占めている事故がワイヤー切れなどによる「罠にかかった獲物の逆襲」による事故となっています。23年度は死亡事故につながったケースは無かったかと思いますが、かなり危険を伴う作業であることを頭に入れておく必要があります。

 今回は、「白鼻心」などの小型動物や、20kg以下の小型の「猪」、中型以下の「日本鹿」が「くくり罠」にかかった場合を対象とした、鉄パイプによる方法です。
使う道具は
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1.1m位のガス配管用?の鉄パイブにハンマーなどの柄に巻くグリップテープを巻いたものです。
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先は衝撃力を一点に集中させるため、T 字のジョイントとエンドキャップを付け小さなハンマーの様にしてあります(効果のほどは・・・それほど無いかも)。それと、狩猟刀(8寸以上?)です。
段取りとしては、
①ワイヤーの掛かり具合がしっかりとした状態であることを確認する(脚が折れていないかなども含めて。)⇒②獲物をこの鉄パイプで殴り、気絶させる⇒③狩猟刀で心臓を突くなり、動脈を切るなりして出血させ絶命させる
という感じです。
①、③はどの獲物でも同じですが、②は獲物によって殴る部位を変えています。

まずは、「猪」です。再度書きますが、超ビビり症の私は、20kg位よりも小さな小型の「猪」の場合のみ、この方法によります。
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赤丸の眉間辺りを狙います。
「猪」は直線的にこちらに向かって攻撃するように突進してきますので、「猪」より下側から近づいては危険です。突進の勢いを少しでも弱めるために、上側から間合いを詰めます。そこで、「猪」が突っ込んできて、ちょうどワイヤーが伸びきるタイミングでカウンター気味に殴るようにします。(前出のミニハンマーの部分がうまくヒットすれば効果倍増か?)「猪」の大きさにもよりますが、おそらく1回のアタックでは気絶しないと思いますので2、3回は試みる必要があります。

次は、「日本鹿」です。
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赤丸の後頭部~首の辺りを狙います。
「日本鹿」は基本的に「猪」と対照的に逃げるように遠ざかっていきますので。後ろから追い詰めるような格好になります。この時、逃げた「鹿」が急に方向転換した時に罠のワイヤーで自分が「足払い」を掛けられたような状態となり転倒する可能性があるので、注意が必要です。また過去に1度だけ、発情期?の「雄」に頭を下げて一本角をこちらに向けられ、突進された経験があります。まあ、滅多にないことですのであまり気にすることは無いかもしれません。そして間合いを詰めたら、横殴りにフルスイングします。「鹿」は大抵一撃で気絶します。

ざっと、書きましたが以上が私の鉄パイプによる方法です。まあ、web上でもよく紹介されている方法なんですが・・・このブログをご覧になっている数少ない方々の中で、この方法を参考にされる方がもし、いらっしゃったら申し訳ありませんが自己責任でお願いいたします。

後日、【止め刺し方法(フクロナガサ編)】に続く予定です。

卑怯者と呼ばれても

先日の「箱罠」の奥の餌を食い逃げした「猪」は、ある時期からピタリと来なくなりました。誰かが獲ってくれたのでしょうか?

しかし、しばらくして、また「猪」がやって来ました。
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前のとは別の個体のようです。
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前のモノより一回り大きい足跡で、副蹄の幅が10cmを超えています。
この「猪」、順調に通っているのですが、餌を手前から奥に移動させても・・・
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これは、2,3日後の写真ですが、踏み込む足の位置は、通い始めた頃と、ほとんど変わっていません。この個体は、なかなか奥まで入りそうにありませんね。こういった奥まで入りきらない個体の私なりの対策を紹介します。まぁ、紹介する程のものではありませんが。というか「何を今更、普通やるでしょ」って感じかもしれませんが・・・。
 通常「箱罠」を設置する場合、入口の鉄骨の境目は目立たないように土を被せてしまいますが、この場合は、あえて、入口の鉄骨の枠をむき出しにさせておきます。
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そうすることで、「猪」は中に一歩踏み入れるときに、かなりの確率で、その手前に脚を置きます。「脚を置く」という事は・・・そうです。
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そこ(赤丸部分)に「くくり罠」を埋めます。絶対掛かるとは、言えませんが、私は何回かこの方法で捕獲したことがあります。中には、「くくり罠」の存在を察知し、さらに手前で止まって引き返すような個体もいますね。私の「くくり罠」の技術が未熟だからでしょうけど。完全とはいきませんが、「箱罠」の奥まで入るはずが無かった個体が獲れる「事もある」って程度の対策です。「箱罠」で捕獲すると見せかけて実は「くくり罠」で獲る。卑怯な方法という事は、重々承知のうえです。でも獲っておかなければ、絶対に畑に侵入されますから。どうしても、獲る必要があるんですよ。
この方法の注意点は、「箱罠」の近くで掛かった「猪」により、「箱罠」が破壊されたり、周りを掘り返されて、「箱罠」が転倒したりする事があるかもしれません。私は、幸いにも今のところそういった事は起きていませんが。さて、今回は、どうしようかな。


PS:今日の記事、同じような写真ばかりで、見にくくてすみません。
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